Walther の粘度式
炭化水素系の液体、つまり潤滑油の温度と動粘度の関係式は次のWalther Equationで記述されます。
log log(v+0.7) = m – n logT
v: 動粘度(mm2/s)
T:絶対粘度(K)
m,n; 潤滑油ごとに決まる定数
さて、この式をもとにしたシミュレーターが以下です。ご利用ください。
動機;なぜ色々な温度の粘度を計算したいのか
通常、潤滑油製品のテクニカルデータシートを参照すると40℃と100℃の動粘度が記載されていると思います。この二つの温度は潤滑油を分類する上では、重要な粘度ですが、使用環境の温度と必ずしもマッチングするわけでありません。現場でオイルを扱うなら、使用環境での粘度をご理解いただくことがとても重要であり、上記の式で必要な温度における粘度を計算いただくことができます。
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